飽くなき収集は終わりなき旅路…:フィナモレ セッテピエゲタイ

ネクタイ

ちょっとネクタイばかりで、書いてる本人がだんだん飽きてきてますが惹かれるものがあったのだからしょうがない。といったところですね。

もうネクタイはしばらく買いません。
買わないと思っているくらいの方が、良い感じで推移します。
なぜ推移するかというと、僕が優柔不断だからです。
最近「健康的に身体を絞りたいな」という気持ちと「しゃらくせえ、僕はもう何も食べん」という気持ちがぶつかり、結果後者が勝ったのですが健康的な体重、体脂肪率の推移です。
つまりは優柔不断って、こういうことです。

◆Finamore(フィナモレ)

言わずと知れた……という導入はもうお馴染みですね。
ナポリのハンドメイドシャツブランド、フィナモレ。
創業は1925年で、もうすぐ100年です。
僕が務める京都では「100年経つまでは老舗ではない」と云われています。
フィナモレはそんな古都にとっても「老舗」の領域に踏み込もうとしているところですね。
但し今回購入したのはシャツではなくネクタイ。
良い塩梅の、春夏用を見つけたんです。

◆購入したネクタイ

購入したのはこちらのネクタイ。

ブルー・ホワイト・ゴールド(ブラウン)のレジメンタル。
シルクとコットンの混紡です。

コットンが入ったネクタイは初めてですが、ざっくりした質感です。
生地も硬く感じますね。

仕立てはセッテピエゲ。
大雑把な生地感に、繊細さを感じる仕立て。
なんとなくアンバランスなつくりですが、使用していく毎に柔らかさが出てきます。
段々と仕立てに寄せた雰囲気が出てくる感じがしますね。

試しに結んでみました。
ディンプルは深く、空気を含んだような表情でつくることができました。
購入し、帰宅してすぐのことでしたので、巻くのが楽しみになりましたね。

 

◆着用

グレーのスーツに合わせてみました。
カノニコの春夏素材。
これまたざっくりとした質感で、ネクタイとも親和性が高そうです。

普段はあまり色を拾う事を意識しすぎないようにしていますが、時計の文字盤や結婚指輪のゴールドと相まってまとまりがありますね。
スーツが英国っぽい、構築感のあるスタイルなのも良かったかもしれません。

こちらはネイビーのスーツに、ダブルディンプルで。
ロロピアーナの艶感のある生地に合わせると、やはりやや浮きます。
やはり春夏の趣。
生地感を選ぶと更に楽しめそうです。

◆まとめ

少々供給過多気味のネクタイですが、コットン混紡のセッテピエゲというこれまでにないタイプのものなので大変満足できました。
今はとりわけスラックスやジャケット、スーツなどが足りていないので、なるべく賢く追加していこうと思います。

季節に応じたネクタイというのも、楽しいものですね。

ネクタイ
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