シルクの迫力:トゥモローランド クレストタイ

ネクタイ

相変わらずTwitterでは、愚にもつかない「この世の無駄を全てそこにおいてきた」みたいな戯言を呟いています。
大後悔時代。

しかし僕とは違って、有意義なツイートをされる方もたくさんいます。
オボイストさんはそのうちのおひとり。今回のアイテムを手に入れたのは、とあるセール情報のツイートがきっかけです。

「トゥモローランドのタイ、安くなってましたよ」

僕がなんとなくトゥモローランドのタイが欲しいなあと思い、思考より先になぜかツイートしていたところにこの蝶のように舞い蜂のように刺すリプライ。
しかも写真まで撮って頂けるという神のご慈悲。

見るとワードローブにはない素敵なデザイン。
欲しいけど遠方で買いに行くのは難しい。
「買ってお送りしますよ!」と、ボビー・フィッシャーも驚く明哲なる一手。
フィッシャーのライバルであるスパスキー曰く「ボビーとチェスをするときは勝つか負けるかが問題じゃない。生き残るかどうかが問題だ。」とのこと。
僕は生き残ったのでしょうか?それともノックアウトですか?

今回のネクタイは、こんな嬉しいストーリーを追って僕の手元に来てくれました。

◆トゥモローランドのネクタイ

頂いた写真を基にチョイスしたのはこのネクタイ。
綺麗なバランスのクレストタイで、ネイビーのベースに赤を交えたチェックが印象的です。

トレピエゲの剣先のみ芯地無し。
使いやすい仕立てです。

お馴染みのトゥモローランドのロゴが縫い付けられています。

◆着用

ネイビーのスーツに合わせてみました。
チーフをさしていませんが、無難に白のアイリッシュリネンが良いと思います。
赤が入っているので拾いたくなる方もいらっしゃるでしょうが、個人的にはトラディショナルなクレストタイだけに、あまりビビットなカラーは使いたくない雰囲気です。

生地はしっかりしていて、肉厚。
ディンプルはしっかり作ることができます。
ふんわりした表情……。
これはお店に並んでいる写真を見ただけではわからない良さですね。
さすが、良いストーリーをもつものは質もいい。
まあこれは服好きで名を馳せている方が僕より先に実物を見ていますので、クオリティに関して心配することはありませんでした。
しかしながら……この豊かな表情は期待以上です。

◆まとめ

初めてのトゥモローランドのネクタイでしたが、想像通り素晴らしい質でした。
次はセッテピエゲの、オリジナルの色柄を狙っていこうと思います。
トゥモローランドのネクタイはいつも素敵なセレクトで目移りしてばかりいましたが、こういったきっかけがあると何やら運命めいたものを感じて思い切ったチョイスができますね。
「これって、運命かも……」と思ったらすぐにノックアウトされる性質はまさに恋に多感な女子高生のよう……。

僕はちょろいのかもしれません…。

ネクタイ
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