やりすぎない靴磨き:yurime流シューケアとグッズ

時計

最近完全に靴磨きブームですね。
ひと昔前は靴磨きと言えば千差万別。方法も今より我流特化していたと思います。

情報がたくさん出てきて、明確にシューシャイナー達の実力に順位がつけられるようになりました。
そうすると当然、1位の靴磨きの方法は3位のそれより優れている。と判断される方も多いと思います。

現在主流の素手でクリームを塗る方法はそれ自体は昔からしている方がいましたが、いち技術として認められたのはかの長谷川さん以降のような気がします。

そんな時代の流れからは少し逸れますが、僕自身はあまり輝かせるのは好きではなく、鈍く控えめに光るくらいがちょうどいいと思っています。

これくらいがちょうどいい

そんな僕が愛用するシューケアグッズを、今日は紹介したいと思います。

 

◆ブラシ

まずこれ。
これ、馬毛ブラシ界最強だと思ってます。
まず強靭だし、しなやか。使っていく毎に毛先が馴染みます。
ブラッシングする度付着する微量のクリームがまた靴を鈍く輝かせる。
帰宅時に靴を脱いだ瞬間、履く前にブラッシングすれば間違いないです。

 

◆汚れ落とし

大事な工程がこれ。
古いワックスやクリームを落とします。

僕はあまりワックスを塗らないので、ブラッシング→汚れ落とし→乳化性クリーム→油性クリーム→乾拭きの流れでケアします。

そんな僕がおススメする汚れ落としはこちらの2種。

 

使い分けはあくまでざっくり。
僕のシューケアは気負わないことがこだわりです。

普段はタピールで油分を補給しながら汚れ落とし。
汚れがひどい場合や、ワックスを塗っていた場合はツーフェイスローション。
普段は塗りませんが、たまに塗りたくなるんです。ワックス。

 

光ってるのはそれはそれでかっこいいですよね。
かの有名なドクトル・赤峰は光らせない方が良いとおっしゃっていましたが。

いえいえ、雑誌で見たんです。
お会いしたことは残念ながらありませんよ。

◆クリーム

クリームは大きく分けて乳化性と油性のものがあります。
油性のクリームはワックスがなくてもある程度輝きますが、革に良いのは乳化性と言われています。

ですので下地として乳化性クリームを塗布し、上から油性クリームを乗せることで奥からジワリと輝くような光沢を目指します。

乳化性クリームはこちらがおススメ。

所謂デリケートクリームですが、FAMACOならではのテクスチャと革馴染みがすごく良い。
がさつに塗ってささっと拭き上げると革が潤います。

油性はこちらを愛用。

ブートブラックのアーティストパレット。
これがあれば個人的にはワックスはほぼ不要。
塗りこんで乾拭きすれば上質な輝きが得られます。

アーティストパレットでケアしたVASS。3アイレットVフロント。
グレーミュージアムカーフが鈍く光ります。

 

◆まとめ

これらが基本的なケアグッズですが、ソールやコバのケアも重要です。
靴のメンテナンスは10足以上あると大変なので、気を入れすぎずに好きな時に好きなようにやるのが良いと思います。

ワックスやソールケアをやるときは少々気合が必要ですが、それも醍醐味。
いずれケアの方法についても細かく紹介する予定ですが、昨今それも不要なおせっかいですね。
著名なシューシャイナ―に教わるのが確実でしょう。

 

結局気が向いてワックスのせちゃった。
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装い、メソッド。

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