ネクタイはついつい買ってしまいますが、無駄もあまりないので満足度が高い買い物になることが多いです。
今回購入したのは、アットヴァンヌッチのセッテピエゲ。
色気のあるタイですね。
◆アットヴァンヌッチ
「Atto Vannucci FIRENZE (アット ヴァンヌッチ フィレンツェ)」を製作する工房は、SEVEN FOLD社が2011年7月(前身を含めると1995年から)に始業しました。絶滅の危機すらあったハンドメイド・ネクタイを末永く提供したいという思いのもと設立されたこの工房から生み出される「Atto Vannucci FIRENZE (アット ヴァンヌッチ フィレンツェ)」は、手縫いで温かみある丁寧な作りに定評があります。そして、メーカーというポジションからではなく洋服屋としてネクタイを提案する、というスタンスによって独自のポジションを築いています。
メインモデルである” Settepieghe(セッテピエゲ)”は、イタリア語で「7つ折り」と言う意味です。こちらは通常の倍近い生地を贅沢に使用し、折り込まれた生地が芯の代わりとなるため芯地無しで作られます。また、アイロンを使用せず作られるふんわりとしたスカーフのような独特の表情は、クラシックでありながらモダン。こちらを付けるだけでVゾーンが一変すること間違い無しの逸品で、職人の技術が息づくネクタイなのです。この他に芯地が入れられた三つ折り仕様があり、”Bob(ボブ) “はストレート、”Frank(フランク) “はボトルという二つのシェイプが用意されています。また、裏地ナシの”Sfoderato(スフォデラート) “、裏地アリの”Foderato(フォデラート) “、表地と共地裏地の”Foderato Foderato(フォデラート フォデラート) “といったモデルに分けられています。
https://www.bronline.jp/brand/?filters=107:::Atto%20Vannucci
SEVEN FOLD社は、タイユアタイを所持する会社でもあります。本格派ですね。
そして今回紹介するのは「セッテピエゲ」。
いろんなサイトで「スカーフのような」という形容を目にしますが、個人的にスカーフのような締め心地を求めるならトレピエゲのスフォデラート(芯地無し)が良いと思います。
セッテピエゲはあくまでネクタイ然としています。
柔らかく甘い雰囲気には間違いありませんが。
◆ディティール
このカラーリングが絶妙。
アットヴァンヌッチは色と柄の配置が上品です。
今回もペイズリーと、ともすれば嫌味になりがちなデザインですが気品ある距離感。
大剣幅は8㎝と、スタンダードです。
剣先のステッチが雰囲気ありますよね。ネクタイの醍醐味です。
セッテピエゲ。
裏地も素敵。
◆着用感
ピンクがかったブラウンはコバルトブルーによく合いますね。
ちょっとお洒落すぎて(?)僕はあまりしない色合わせですが、好みではあります。
とはいえシャツは白でも全く問題ないでしょう。
今度インスタグラムにあげることとします。
◆まとめ
ペイズリーとは、ボタニカル調の柄であり19世紀から愛される伝統的なデザインです。
ともすれば昨今では「派手」「流行おくれ」と揶揄されることもありますが、ペイズリーに限らずセンスの問題だと思います。(カモフラージュパターンも然り)
今回のアットヴァンヌッチは小さめのペイズリーを規則的に配置することにより、洗練された印象を持ちます。
これならスーツスタイルにはこの上なくマッチしますね。
アメトラにはイメージのないカラーリングなので、無難なのはブリティッシュスタイルでしょうか?
色々チャレンジしてみようと思います。
コメント
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[…] ちょっとコントラストの関係で見えづらいですが、チャコールグレーのスーツの上から羽織っています。正直、「トレンチコートにコーディネートもなにもねえ!!着るべき時に着るんだよ!!!」みたいなところも若干あるのですが(笑)、このネクタイにあわせるのはお気に入りのコーディネートです。 […]
[…] suit:COLnecktie:アットヴァンヌッチshirt:CAMICIANISTA […]
[…] ・Bellago ブリーフケース・前原光榮商店 傘・ジュストビスポーク ドディチピエゲタイ・ココン セッテピエゲタイ・タイユアタイ セッテピエゲタイ・アルバートサーストン ブレイシーズ・アットヴァンヌッチ セッテピエゲタイ・ペンローズ ジャガードタイ・メローラ グローブこんな感じでしょうか。。。ほとんどネクタイですね。ネクタイも本当はもっといろいろ買ったのですが、未紹介のものは省きます。 […]