今回はRichard James(リチャード・ジェームス)のスーツ。
英国スーツで既製服となるとなかなか選択肢は狭まりますが、Richard Jamesは価格に対してクオリティが高く感じます。
実際に見ていきましょう。
◆Richard James?
Richard James(リチャード・ジェームス)は1992年に誕生したサヴィル・ロウのビスポーク店です。
日本国内においては既製服が多く販売されていますが、店舗はそう多くありません。
ネットショップで購入しようにもバリエーションが極端に少なく、あまり機会に恵まれないイメージ。
ですがモノは良いんです。
どうぞご覧ください。
◆ディティール
まずは全体から。

ミディアムグレーで、シャークスキンに見えますが微妙に違うそうです。
光の加減で少し暗く見えますね。
襟のロール等、悪くない雰囲気です。
訊けば既製服でも全て総毛芯で仕立てているとか。
価格の割にしっかりしたつくりで好感が持てます。
ちなみに斜めになっているスラントポケットはブランドのアイコン的デザイン。
よりシェイプが際立ちますね。

ラペル幅は7,5センチと若干細め。
最近は太めのラペル幅は7,5センチと若干細め。最近は太めのデザインが多い気がします。
まあ7,5センチは普通の範囲でしょう。

ヒゲ部分です。細かいところもキチンとつくられています。

ボタンはプラスチックですね。水牛に替えても良いかもしれません。
生地感伝わるでしょうか?織柄がはっきりしています。

日付入り。これは先日自宅近くの仕立て屋で教わりましたが、日付を入れておくとなんとなく整理できてる感あります。笑
仕上がり日でなく、買った日。スーツ以外にもビスポークしたものはオーダーした日を入れています。
ちなみに裏地はポリエステル。袖裏のみキュプラです。
ここは特に気にしませんが、こだわるならキュプラがいいですね。
あと虹色のステッチがかわいい。
Richard Jamesはどのモデルもこのステッチです。
◆まとめ
以上でディティール紹介は終了です。
次回は実際に着てみます。
→着てみました。記事はこちら。
一般的にはミディアムカラーですが、個人的にここまで浅いグレーはあまりチョイスしてこなかったので楽しみですね。
ちなみに価格は7万円弱だったと思います。
体感的には10万円超えていても全くおかしくないクオリティだと思いますね。
コメント
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